厄払い

近くの神様に頼んでも十分霊験は得られる

厄払いとは厄介ごとに巻き込まれないように、正しい心で役年を送るためのものである。そのため、罪や汚れを清める祓いの形をとるのだ。

厄払いのためにとくに霊験(ご利益)のある神社をあげておこう。

関東地方では埼玉県の子鹿神社、東京都区内では城山熊野神社・蔵前神社・七蔵神社。青梅市の武蔵御岳神社、なた神奈川県鎌倉市の八雲神社が有名である。

中京地区では愛知県の尾張大國魂神社、北陸地方では福井県の織田町剣神社がある。織田信長の先祖はもとはそこの神官であったが、尾張に移住して戦国大名に成り上がったのである。

関西地方では京都の吉田神社、和歌山県の百舌鳥神社、山陰地方では岡山県の厄除八幡神社、島根県の須佐神社などがある。

といってもわざわざ遠方の神社を訪れる必要はない。近くの氏神様に頼んでも十分効果はある。大切なことは綺麗な気持ちで厄年を迎えるという心構えである。

出典:講談社 武光誠編著「開運の手引き 日本のしきたり」