江戸四大飢饉

江戸時代に起きた飢饉の内、最も被害の大きかった「寛永の大飢饉」「享保の大飢饉」「天明の大飢饉」「天保の大飢饉」の四つの飢饉の総称。 江戸時代は全期を通じて寒冷な時代であったといい、長期にわたる冷害の他、旱魃・水害などの異
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大塩平八郎の乱

1837年(天保7年)、元大阪町奉行与力の大塩平八郎らが救民のため江戸幕府に起こした反乱。 天保の大飢餓の影響により1836年(天保7年)は未曾有の大飢饉に陥っていた。この打ち続く凶作・飢饉により米価高騰し、大阪市中には
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寛永の大飢饉

1641年〜1642年(寛永18年〜19年)の凶作による江戸時代最初の大飢饉。江戸四大飢饉の一つ。 1641年に大飢饉が起きる前の1630年代から慢性的な農民の疲弊、それによる農地の荒廃現象がみられていた。そして1637
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享保の大飢饉

1732年(享保17)に長雨とイナゴの大発生によって稲作が大損害を受け、中国、四国、九州および近畿地方の一部を襲った飢饉。 中国、四国、九州および近畿地方でイナゴ(ウンカ説もある)の大量発生により稲作が大損害を受け、損害
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島原の乱

江戸時代初期、1637年12月11日〜1638年4月12日(寛永14年10月25日〜寛永15年2月28日)に起こった日本の歴史上最大規模の一揆であり、幕末以前では最後の本格的な内戦である。「島原・天草の乱」「島原・天草一
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天保騒動

江戸時代後期の1836年(天保7年)8月に甲斐国で起こった百姓一揆。郡内騒動ともいわれている。 1833年以来の凶作(天保の大飢餓)による米価高騰や、特産品である絹織物価格の暴落を直接の原因とする。 郡内地方では米価高騰
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天保の大飢饉

江戸後期の1833年(天保4年)〜1839年(天保7)まで続いた飢饉。1835年〜1837年にかけて最大規模化した。寛永・享保・天明に続く江戸四大飢饉の一つ。 主な原因は天保4年(1833年)の大雨による洪水や冷害による
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天明の大飢饉

江戸時代中期の1782年〜1788年(天明2年〜天明8年)にかけて発生した大飢饉。江戸四大飢饉の1つで、近世日本では最大の飢饉とされる。 1782年の六分作、1783年の関東地方水害、浅間山噴火、気候不順などによる大凶作
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