七草粥

七草がゆは年中無病のおまじない。数々の薬効はもちろん、野山での若菜摘みは運動不足の解消にも。七草には昔の人のありがたい知恵が満載だ。 七草には造血作用、利尿作用、消化促進作用がある。 松の内が終わる一月七日の朝に七草がゆ
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初夢

正月二日に見る夢が初夢。今年一年の吉凶を占うたいせつなものだ。だから、なんとしても吉夢を見たい。枕の下に「宝船」を敷くのが先人の知恵だ。 一年の吉凶を占うたいせつな夢 初夢は年が明けて初めて見る夢のことで、一月二日に見る
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花見

桜の季節が近づくとウキウキする人は多い。「花より団子」「酒なくてなんの己が桜かな」が本音で、花見のご利益については、あんがい知られていないようだ。 三月も半ばを過ぎると「桜前線」なんて気象用語が飛び交い、桜の開花を心待ち
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ひな祭り

年々豪華になる一方のおひな様だが、もとは子どもに降りかかる災いを祓うための形代だった。本来の意義に立ち返り、しっかりご利益を得なければ。 お雛さまを飾らないと、女の子の厄が祓えない 三月三日のひな祭りは女の子の幸せと美し
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忘年会

親戚や友人などが集まり、無病を祝し一年間の苦労を忘れて年の暮れに催す宴会が「年忘れ」。職場などの集団で酒を飲む忘年会は年忘れの新しい形だ。 御先祖とともに飲むことで御加護を得る もともと年の暮れにその年の労を忘れ、無病息
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厄年

厄年とは一生に三回通過する厄介な年である。細心の注意で過ごさねば、思いがけない災難に見舞われかけない。厄除け・厄払いは、それをなんとか逃れようとしてきた先人の知恵である。 厄年は江戸時代の農民生活のなかから起こったものだ
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厄払い

近くの神様に頼んでも十分霊験は得られる 厄払いとは厄介ごとに巻き込まれないように、正しい心で役年を送るためのものである。そのため、罪や汚れを清める祓いの形をとるのだ。 厄払いのためにとくに霊験(ご利益)のある神社をあげて
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若水

年の始めの井戸水は、若さを与え、邪気を祓う。元旦の朝は早起きをして、心新たに水を汲もう。水道水でも効果は望める。 女性は、この水で顔を洗うと若さを得、美人になる 若水は初水・福水・宝水ともいって、元旦の朝一番に汲む井戸水
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