お雑煮は、もとは歳神様へのお供えだった。それをいただくことによって神様の祝福を受け、一年中家族全員が健康に暮らせるのである。 神様へのお供えだから土地土地の最高の具が加えられた そもそもお雑煮とは、歳神様を迎えるため大晦
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おせち
お重に入った華やかで楽しい正月料理、おせち。料理の一つ一つが一年の幸を込めた。たいせつな縁起物だから、腕によりをかけて作りたい。 「御節句」がおせちの語源。本来は五節句の祝儀料理すべてをいったが、それがいつの間にか人日の
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お年玉
子供たちの正月のお小遣いと思われがちなお年玉。実は神様から授かる餅というのが起源だ。そこには一年の活力と新しい魂が込められている。 お年玉とは神様から賜る新年の魂のこと 現在は新年を祝う贈り物、子どもにあげる金品をさすけ
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鏡開き
鏡餅には歳神様が宿っている。槌で開いた鏡餅をぜんざいにしたりするのは神様の魂をいただくため。鏡開きをしなければ新年の運は開けないのだ。 鏡餅は「切る」「割る」ではなく槌で「開く」 地方によって三日、四日、二十日のところも
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鏡餅
鏡餅は歳神様がここに降り、魂が宿るとされるたいせつな縁起物。延命長寿・一家繁栄のいわれの品に今年の幸運を託して。 鏡餅がなければ新年はやってこない 餅は古くから神様のお召し上がりものだといわれています。とりわけ正月の鏡餅
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書き初め
書き初めは、その年初めて書画を書くこと。正月二日は事始めの日で、縁起のいいこの日に縁起のいい詞を書いて、筆の上達を祈願した。 なにごとも縁起のいい日に始めると必ず続く 書き初めは、新年になって初めて書や画を書くことで、正
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七草粥
七草がゆは年中無病のおまじない。数々の薬効はもちろん、野山での若菜摘みは運動不足の解消にも。七草には昔の人のありがたい知恵が満載だ。 七草には造血作用、利尿作用、消化促進作用がある。 松の内が終わる一月七日の朝に七草がゆ
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初夢
正月二日に見る夢が初夢。今年一年の吉凶を占うたいせつなものだ。だから、なんとしても吉夢を見たい。枕の下に「宝船」を敷くのが先人の知恵だ。 一年の吉凶を占うたいせつな夢 初夢は年が明けて初めて見る夢のことで、一月二日に見る
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若水
年の始めの井戸水は、若さを与え、邪気を祓う。元旦の朝は早起きをして、心新たに水を汲もう。水道水でも効果は望める。 女性は、この水で顔を洗うと若さを得、美人になる 若水は初水・福水・宝水ともいって、元旦の朝一番に汲む井戸水
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