新年の歳神様を迎えるため、一年間の厄や穢れを祓い清めるのが本来の意味。正月の準備は神棚や仏壇を始め家中の汚れを清めることから始めたい。 歳神様を迎えるには一年の穢れを祓っておかねば 昔の正月行事は「煤払い」つまり大掃除か
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お辞儀
挨拶や感謝、敬意などを表すために相手に向かって腰を折り曲げる動作。現在、日本の挨拶の基本動作になっています。 お辞儀は自分の首を差し出して、相手に敵意がないことを表現したことに由来し、飛鳥〜奈良時代、中国の礼法を取り入れ
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お雑煮
お雑煮は、もとは歳神様へのお供えだった。それをいただくことによって神様の祝福を受け、一年中家族全員が健康に暮らせるのである。 神様へのお供えだから土地土地の最高の具が加えられた そもそもお雑煮とは、歳神様を迎えるため大晦
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お歳暮
本来は祭祀に必要な供え物を親元へ持参する行事。それが日頃お世話になっている方に、正月用の魚・餅・米などを心を込めて贈る習わしとなった。 お世話になった方の健康を祝し、より深いつながりを願う お中元に対する年末の贈答儀礼と
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おせち
お重に入った華やかで楽しい正月料理、おせち。料理の一つ一つが一年の幸を込めた。たいせつな縁起物だから、腕によりをかけて作りたい。 「御節句」がおせちの語源。本来は五節句の祝儀料理すべてをいったが、それがいつの間にか人日の
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お年玉
子供たちの正月のお小遣いと思われがちなお年玉。実は神様から授かる餅というのが起源だ。そこには一年の活力と新しい魂が込められている。 お年玉とは神様から賜る新年の魂のこと 現在は新年を祝う贈り物、子どもにあげる金品をさすけ
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お彼岸
先祖を敬う心が幸福を呼ぶ。春分・秋分の両日、太陽は真西に沈み、西方十万億土の彼岸まで一直線。御先祖様にもっとも近づくことのできるチャンスだ。 彼岸は春秋、一年に二回ある。それぞれ春分の日と秋分の日を中日として前後三日、都
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鏡開き
鏡餅には歳神様が宿っている。槌で開いた鏡餅をぜんざいにしたりするのは神様の魂をいただくため。鏡開きをしなければ新年の運は開けないのだ。 鏡餅は「切る」「割る」ではなく槌で「開く」 地方によって三日、四日、二十日のところも
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鏡餅
鏡餅は歳神様がここに降り、魂が宿るとされるたいせつな縁起物。延命長寿・一家繁栄のいわれの品に今年の幸運を託して。 鏡餅がなければ新年はやってこない 餅は古くから神様のお召し上がりものだといわれています。とりわけ正月の鏡餅
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書き初め
書き初めは、その年初めて書画を書くこと。正月二日は事始めの日で、縁起のいいこの日に縁起のいい詞を書いて、筆の上達を祈願した。 なにごとも縁起のいい日に始めると必ず続く 書き初めは、新年になって初めて書や画を書くことで、正
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